しのはら財団 2025-2026 研究助成プロジェクト

公募期間

2025年 114(火) 2026年 15(月)

未来を形づくる
- Shaping the Future Together

しのはら財団は、人々の可能性や幸せ= Well-beingの最大化を目的に、AIを含む最先端テクノロジーの活用をはじめ、労働生産性の向上や労働環境の改善を目指す研究を支援いたします。
オフィスワーカーだけでなく、今回は特にエッセンシャルワーカーを対象とした研究にスポットを当て、誰もが安心してよりよく生きられる未来の実現を後押ししたいと考えております。
みなさんの研究成果により、日本のはたらき方を改革して、より良く生きられる社会が実現されることを期待しております。

※エッセンシャルワーカーとは、人々が最低限の生活、あるいは快適な生活を維持するために欠かせない職業を指し、代表的な職種として医療、介護、交通、インフラ、物流、公共サービス、小売り、農水産に従事する人々が挙げられる。(中略)エッセンシャルワーカーは、直接人々に対して付加価値を提供し、その対価を受け取る。(中略)質量のあるモノを扱い、生身のヒトを相手にしている仕事だ。
(引用:冨山 和彦『ホワイトカラー消滅: 私たちは働き方をどう変えるべきか』NHK出版 2024年)

応募条件-資格

  1. 1.日本国内に所在する大学、研究機関等において、研究活動に従事している個人または団体。
  2. 2.研究の計画および方法が、目的を達成するために適切であり、かつ成果を期待しうるものであること。
  3. 3.在籍する大学、研究機関等の所属長や、申請者をよく知る者からの推薦が得られること。
  4. 4.申請内容や報告書の記⼊、および事務連絡等は⽇本語で記載できること。
  5. 5.採択後に当財団によるフォローアップ等に協力できること。
  6. 6.「採択後の手続き」で定められた内容に対応できること。

研究テーマ(例)

  • ・生成AIおよびデジタル技術の活用と労働生産性の向上
  • ・労働と幸福感、業績と従業員のウェルビーイングの関係性
  • ・ストレス、生活習慣、健康と労働生産性への影響
  • ・介護現場におけるロボットの活用と安全性の確保
  • ・生産年齢人口の減少と対策、出生数確保と社会基盤の整備
  • ・医療従事者の労働環境改善と経営改善

助成金額

1,000,000円~3,000,000円

※研究内容および必要性により、3,000,000円を上限として助成金を給付します。

公募期間

2025年11月4日(火)~2026年1月5日(月)

応募方法

  1. 1. 助成金給付申請システム「Graain(グラーイン)」で新規登録
    ※メールアドレスとパスワードの登録をしたうえで応募フォームに入力してください。
  2. 2. グラーインで申請(必要事項・書類を提出)

よくある質問

Q.申請内容や助成金の使途、研究計画書の記載内容が助成の対象となるか、応募前に確認できますか?

A.採択にあたっては専門家からなる選考委員会にて総合的に審査をおこなうため、応募時点で当財団事務局による判断はいたしかねます。募集要項等をお読みになり、プログラムの趣旨をご理解いただいた上でご自身にて応募をご検討ください。

Q.貴財団の助成金給付を受け、助成期間が終了した場合、同じ研究テーマで再度応募することはできますか?

A.研究の進展が見込める場合は、再度応募することが可能です。再度の応募の際に、過去の申請からの進展が分かるように研究企画書に記載してください。ただし、給付継続を約束するものでなく、採択にあたっては専門家からなる選考委員会にて審査をおこないます。

Q.2025年研究助成プログラムの採択件数と給付総額を教えてください。

A.2025年研究助成プログラムの結果は、採択 46件、給付総額84,400,000円です。

お問い合わせ先

ご不明点についてはグラーイン メッセージ機能(右上部の「メッセージ」のアイコン)よりお問合せください。
(検索バーに「一般財団法人 篠原欣子記念財団」と入力、メッセージ冒頭に必ず「件名:2025-2026 研究助成」と氏名を入力してください)